「結婚式は挙げないけれど、ウェディングドレスを着て写真を残したい」
「前撮りをもっと気軽に、リーズナブルに楽しみたい」
と考えているカップルに、今注目されているのが「セルフフォトスタジオ」を使ったフォトウェディングです。
この記事では、セルフフォトスタジオの基礎知識から、ウェディングフォトを撮影する際の具体的な方法、費用、そして成功させるためのコツまで、徹底的に解説します。
セルフフォトスタジオって何?
セルフフォトスタジオとは、カメラマンがいない撮影スタジオのことです。
スタジオに設置されたカメラと、カメラと繋がっているシャッターリモコンを使って、自分たちの好きなタイミングで自由に写真を撮影できます。
まるでプリクラのような手軽さで、プロ仕様の機材を使って高品質な写真が撮れるのが最大の特徴です。
人目を気にせず、二人だけの空間でリラックスして撮影できるので、自然な表情やポーズを残したいカップルにぴったりです。
セルフフォトウェディングが選ばれる3つの理由
セルフフォトスタジオを利用したウェディングフォトが選ばれる理由は主に3つの理由があります。
1. 圧倒的なコスパ
カメラマンやヘアメイク代などの人件費がかからないため、費用が大幅に抑えられます。手軽に高品質なデータを手に入れたいカップルに人気です。
2.完全にプライベートな空間
カメラマンやスタッフの目を気にせず、二人だけの空間でリラックスして撮影できます。人見知りなカップルや、素の表情を残したい場合に最適です。
3. ポーズや小物も自由自在
カメラマンの指示がないため、自分たちの思い出の小物を使ったり、ユニークなポーズに挑戦したり、自由な発想で楽しめます。
セルフフォトウエディングのデメリット
セルフフォトウエディングは良い面ばかりではなく、デメリットもあります。
そのデメリットも踏まえた上で検討するようにしましょう。
1. ポージングや表情に迷うことがある
カメラマンがいないため、ポーズや表情の指示はやアドバイスはもらえません。
2. 限られた時間で全てを終わらせる必要がある
多くのスタジオは時間制なので、準備や着替えに手間取ると、撮影時間が短くなってしまいます。
3. 機材のセッティングが難しい場合がある
撮影の知識がないと、うまく光を調整できず、イメージ通りの写真が撮れないこともあります。
撮影の流れと費用
1. 予約
多くのセルフフォトスタジオは時間制(例:30分、60分)で予約を受け付けています。
人気のスタジオは早めに予約しましょう。
2. 準備
衣装や小物は、スタジオでレンタルできる場合と、自分たちで持ち込む場合があります。
事前にホームページなどで確認しておきましょう。
衣装:
- ウェディングドレスやタキシードは持ち込みが基本。
- スタジオによっては、シンプルなドレスやタキシードをレンタルできることもあります。
ヘアメイク:
- 自分たちで行うか、事前にヘアメイクを済ませてからスタジオに向かいます。
3. 撮影当日
- スタジオのスタッフから機材の使い方や撮影のコツを簡単にレクチャーしてもらいます。
- タイマーがスタートしたら、リモコンで自由に撮影開始。
- 撮影した写真は、その場でモニターで確認できるので、ポーズや表情を調整しながら進められます。
4. データの受け取り
撮影後すぐに全データを受け取れることが多いです。スマホに転送したり、USBメモリで持ち帰るなど、スタジオによって受け取り方法が異なります。
費用例
- スタジオ利用料:5,000円〜15,000円(30分)
- 衣装代:0円(自分たちで用意する場合)〜
- 小物代:0円(自分たちで用意する場合)〜
総額で1万円〜3万円で憧れのウェディングフォトを叶えられます。
代表的なセルフフォトスタジオ
全国にはさまざまなコンセプトを持つセルフフォトスタジオがあります。
ここでは、ウェディングフォトにおすすめの代表的なスタジオをいくつかご紹介します。
INAI WEDDING
ウェディングフォト専門のセルフフォトスタジオです。
プロのカメラマンがセッティングした本格的なスタジオと、100着以上ある豊富なウェディングドレス・タキシードのレンタルが魅力。
全データ補正付きなど、クオリティにこだわりたい方におすすめです。
セルフォトスタジオ
東京・渋谷にあり、日本一のクチコミ件数を誇る人気のスタジオ。
豊富な撮影小物や、ヘアアイロン・コテを完備したドレッサーもあり、手ぶらで気軽に撮影を楽しめます。
PICmii
写真専門店「カメラのキタムラ」が運営するセルフ写真館。
写真の仕上がりにこだわっており、安心してプロクオリティの写真が撮れます。
新宿、渋谷、横浜など主要都市に店舗があります。
Studio Moment
東京都中央区銀座にあり、洗練された空間で撮影ができます。
ワイヤレスシャッターを使って自由にポージングでき、40分の撮影プランも用意されています。
成功のための3つのポイント
セルフフォトウェディングを成功させるには、事前の準備が何よりも重要です。
1. 事前の準備を徹底的に行う
セルフフォトスタジオでは、自分たちが主役。最高の状態で撮影に臨むために、以下の準備を万全にしておきましょう。
衣装の準備・サイズチェック
オンラインで購入・レンタルする場合は、試着ができないことが多いため、事前にサイズ表をしっかり確認しておくことが重要です。
また、当日の持ち運びやすさや、着替えのしやすさも考慮して選びましょう。
美容室の予約
撮影当日に慌てないよう、事前に美容室を予約しておきましょう。
ウェディングフォトに慣れている美容師さんに依頼すると、写真映えするヘアセットやメイクを提案してもらえます。
2. ポーズや表情の練習をする
「自然な笑顔」や「理想のポーズ」は意外と難しいもの。
お家で鏡を見ながら練習しておくと、本番でスムーズに撮影できます。
3. 小物を活用する
指輪やブーケ、ガーランドなど、二人の思い出の品を持ち込むことで、写真にオリジナリティが生まれます。
おすすめのポーズアイデア集
セルフ撮影だからこそ、二人の個性が光るポーズに挑戦してみましょう。
- キスショット: 恥ずかしがらずに、おでこや頬にキスをするポーズは、愛情が伝わる定番ショット。
- バックハグ: 新郎が新婦を後ろから抱きしめるポーズは、二人の親密さを演出できます。
- お揃いのアイテム: ペアリングやスニーカーなど、お揃いのアイテムを身につけて撮影すると、二人の仲の良さが伝わります。
- 全身ショット: ウェディングドレスやタキシードが美しく見えるように、全身を写すポーズも忘れずに。
- 手つなぎショット: カメラに向かって手をつないだり、指輪を見せたりするショットは、シンプルながらも温かみのある写真になります。
まとめ
セルフフォトスタジオでのウェディングフォトは、コストを抑えながらも、自由で自分たちらしい写真を残したいカップルにぴったりの選択肢です。
この記事を参考に、憧れのウェディングフォトをぜひ実現させてください。