【徹底解説】まるで映画のワンシーン！韓国フォトと一般的なフォトウエディングの違い

結婚の記念に欠かせないフォトウエディング。

フォトウエディングで検索していると「韓国風フォトウエディング（韓国フォト、韓フォト）」という言葉をよく耳にしますが「一般的なフォトウエディングと何が違うの？」と思っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、韓国フォトが持つ独特な魅力と、一般的なフォトウエディングとの具体的な違いを、【セット・レタッチ・ポージング】の3つのポイントから徹底解説します。

あなたの理想のスタイルを見つける参考にしてください。

1. そもそも「韓国フォトウエディング」とは？
2. 徹底比較！日韓フォトウエディングの3つの違い
3. 韓国フォトがおすすめなのはこんな人
4.料金の違い
まとめ：あなたの理想を叶えるのはどっち？

1. そもそも「韓国フォトウエディング」とは？

韓国フォトウエディングは、韓国発祥のウェディングフォトスタイルで、その最大の特徴は「非日常感とドラマチックな表現」にあります。

これは単なる記念写真ではなく、まるで映画やドラマのワンシーンのような、ストーリー性と芸術性の高い写真作品を仕上げることを目的としています。

特に、徹底的に作り込まれた豪華なセットと、肌や体型まで美しく補正する高いレタッチ技術が、このスタイルを支える柱となっています。

一方、一般的なフォトウエディングは、新郎新婦の自然体や等身大の魅力を大切にし、ロケーションの美しさや季節感を活かしたナチュラルな仕上がりを重視する傾向にあります。

2. 徹底比較！日韓フォトウエディングの3つの違い

韓国風フォトウエディングが一般的なフォトウエディングと決定的に異なるのは、主に以下の3つの要素です。

違い① 撮影セット（舞台）のスケールとコンセプト

比較項目	韓国風フォトウエディング	一般的なフォトウエディング
スタジオセット	映画のような大規模で豪華なセットが特徴。一つのスタジオ内に多様なコンセプトのセットが数十種類用意されている。	シンプルで背景に溶け込むセットが多い。衣装や新郎新婦を引き立たせるための補助的な役割。
ロケーション	基本的にスタジオ完結型。（屋外撮影もありますが、スタジオのコンセプトが主役）	ロケーション撮影が人気。自然や街並み、思い出の場所など、実際の景色を活かす。
撮影の目的	作り込まれた世界観の中で、非日常的な美しさを表現する。	リアルな「思い出」や「記念」を写真に残す。

【解説】

韓国風フォトのスタジオは、もはや写真館というより「撮影所」です。

まるでヨーロッパの宮殿、アンティーク図書館、満開の桜並木など、現実には存在しないような壮大な世界観がスタジオ内に構築されています。

新郎新婦はこの豪華なセットの一部となり、非日常的な空間での撮影を楽しみます。

一方、一般的なフォトウエディングは、背景はあくまでシンプルに、お二人の幸せな表情や自然な姿を捉えることを重視します。

違い② レタッチ（画像修正・加工）の技術と目的

比較項目	韓国風フォトウエディング	一般的なフォトウエディング
レタッチの程度	積極的なレタッチ（修正・加工）を行う。仕上がりは劇的に変化する。	最低限のレタッチに留める。自然な肌色補正や、目立たない部分の調整が主。
修正の範囲	美肌加工、体型補正（小顔・ウエスト・二の腕など）、顔の非対称性の調整など、多岐にわたる。	シミ、シワ、ニキビなどの肌トラブルの修正が中心。
目的	最高の「作品」として花嫁を際立たせ、理想の姿を実現する。	「自然な美しさ」を記録として残す。

これが韓国フォトの最も大きな特徴であり、人気の理由でもあります。

撮影後、プロのレタッチャーが高度な技術で写真に手を加えます。

気になる体型を補正し、肌をなめらかにし、顔立ちをより洗練された印象に仕上げます。

これにより「少し体型が気になるから…」という不安も払拭され、自信を持って撮影に臨むことができます。

一般的なフォトウエディングでは「ありのままの自然さ」を尊重するため、過度な修正は行いません。

この「どこまで美しく作り込むか」という点に、両者の写真に対する考え方の違いが明確に現れています。

違い③ ポージングと撮影のストーリー性

比較項目	韓国風フォトウエディング	一般的なフォトウエディング
ポージング	ドラマチックで大胆。映画の主人公のようなストーリー性を重視したポーズや表情。	定番で落ち着いたポーズが中心。カメラ目線が多く、笑顔が基本。
目線	目線を外す、新郎新婦同士で見つめ合うなど、ストーリーを連想させるカットが多い。	基本はカメラ目線。記念写真としての「記録性」を重視。
指示	カメラマンやディレクターから細部にわたる緻密な指示が出される。	自然な流れでの指示が多い。

韓国フォトでは、単に立っているだけの写真はありません。

「新郎が花嫁に靴を履かせる」「手を引いて階段を上る」「そっと手を取ってキスする」といった、物語を感じさせるポーズが定番です。

これらのポーズは、ポージングに長けたカメラマンから、指先や視線の角度まで細かく指示されます。

一方、一般的なフォトウエディングでは、カメラ目線で笑顔の、「記念」として分かりやすいカットが多く撮られます。

3. 韓国フォトがおすすめなのはこんな人

上記の違いを踏まえ、韓国フォトウエディングが特におすすめなのは以下のような人です。

「非日常感」や「映画の主人公」のような体験をしたい人。
「完璧な美しさ」を写真に残したい人。（体型や肌の悩みを解消したい人）
「豪華なセット」や「豊富な衣装」の中から選びたい人。
「ドラマチック」で「芸術性」の高い作品を求めている人。

4.料金の違い

結論から言うと、韓国風フォトウエディングのほうが一般的なフォトウエディングよりも料金が高い傾向にあります。
ただし「撮影内容」や「スタジオのレベル」によっては同程度になるケースもあります。

以下で理由をわかりやすく説明します

韓国風フォトウエディングが高くなりやすい理由

① セット・背景が圧倒的に豪華

韓国フォトスタジオは、映画のような本格的な屋内セットを使います。
家具・照明・造花・背景などをすべて撮影専用に作り込むため、セット使用料や維持コストが高くなります。

② レタッチ（修整）の技術料が含まれる

韓国フォトは、撮影後にかなり丁寧なレタッチ（美肌・体型補正など）を行います。
フォトショップなどで1枚ずつ修整するため、人件費＋技術料が料金に含まれることになります。

③ スタイリング・衣装・ポージング指導が専門的

韓国式では、

メイクアップアーティストが常駐
専属カメラマン＋アシスタントがつく
韓国独自の“ドラマチックポージング”演出

といったチーム制撮影が多いため、スタッフコストも高めです。

料金の目安（スタジオ撮影の場合）

撮影スタイル	相場（税抜）	特徴
一般的なフォトウエディング	約5〜15万円	ナチュラル・短時間撮影が多い
韓国風フォトウエディング	約15〜30万円	豪華セット・レタッチ込み