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フォトウエディングでもブライダルフェアに行くべき?参加するメリットと注意点を解説

相談会に参加するメリットと注意点を解説 お役立ち知識

準備を進める中でブライダルフェアや相談会という言葉。

「ブライダルフェアって、結婚式を挙げる人向けじゃないの?」

「写真撮影だけなのに、わざわざ相談会に行く必要がある?」

と疑問に感じていませんか?

結論からお伝えすると、フォトウエディングを検討している方こそ、相談会や試着会に参加すべきです。

なぜなら結婚式や披露宴というイベントがない分、結果のすべてが写真という記録物に集約されるからです。

ネット情報だけでは決して確認できない「実物」と「最終費用」を確実にするために、プロとの対話は不可欠です。

この記事では、フォトウエディング専門で検討している方が相談会に参加するメリットと、後悔しないための具体的な注意点や選び方までを詳しく解説します。

フォトウエディングでも相談会に参加できる?

フォトウエディングの相談会は、「写真と衣装、費用」に特化した相談の場です。

ブライダルフェアとは?内容と目的を簡単に解説

フォト専門の相談会(ブライダルフェアの一部として開催される場合を含む)とは、写真スタジオや結婚式場が、フォトウエディングの魅力を伝えるために開催するイベントです。

主な内容は、衣装の試着、アルバムや小物の実物展示、そして個別相談会の3つに大別されます。

フェアの目的は、実際に衣装や商品のクオリティを体験してもらい、料金プランや空き日程などを具体的に話し合い、お客様の不安を解消することにあります。

フォトウエディングでも参加できる理由

「ブライダルフェア」という名称は広義の意味で使われますが、昔と違って結婚式が減ってきた今は、ほとんどの式場や専門スタジオも「フォトウエディングのみ」のプランも重視しています。

特に結婚式場併設の相談会では、普段は立ち入れないチャペルやガーデンなどをフォトウエディングのロケーションとして利用できるため、これらの場所の見学できるのはとても参考になります

  • 専門スタジオの場合: そもそも「フォトウエディング相談会」「試着会」という名称で開催されているため、迷うことなく参加できます。
  • 結婚式場の場合: 予約時に「フォトウエディングのみを希望」と伝えれば、その要望に合わせたプランナーが対応してくれます。

ホテルや式場のブライダルフェアにはほぼ試食が含まれています。結婚式と迷っていたり、フォト後に会食を考えているなら全然OKですが、フォトだけの場合、試食は遠慮するのがマナーです。

フォトウエディング相談会に行くメリット

「写真だけ」だからこそ、相談会に参加することで、ネットでは決して得られない確信と安心が得られます。

撮影スタジオやロケーションを直接体感できる

ウェブサイトやパンフレットで見る写真は、補正や加工を施された後のものです。

しかし、実際に足を運ぶことで、写真の仕上がりを直接確認できます。

  • 撮影場所の見学:スタジオやチャペル、フォトブースなどを直接見ることで撮りたい写真のイメージや仕上がりのイメージが明確になります。
  • ロケーションの広さ:ロケーション撮影の場所が、ウェブで見るよりも狭かったり、逆に想像以上に広大で移動に時間がかかりそうだと分かったりします。
  • スタッフの雰囲気:プランナーだけでなく、実際に当日関わるかもしれないカメラマンやヘアメイクのスタッフの対応を見ることで、当日の安心感につながります。

撮影用ドレス・衣装を実際に試着できる

フォトウエディングで最も楽しみにしていることの一つが、衣装選びではないでしょうか。

試着会に参加できれば「運命の一着」との出会いが待っているかもしれません。

  • 質感と重さの確認:写真だけでは分からない、ドレスや和装の質、刺繍の細かさ、重さなどを実際に感じることができます。「写真映え」だけでなく「着心地」も重要です。
  • 似合うかどうかの客観視:プランナーや衣装担当者に相談しながら、自分に似合う形や色味を客観的に判断してもらえます。

プランナーと話して「最終費用」と「リスク」の不安を解消できる

ネットの情報が溢れている時代だからこそ、プロとの対話で費用に関する情報を整理し、個別の不安を解消することが重要です。

  • 最終費用の透明化:「基本料金」に含まれない追加料金(土日料金、ヘアメイク、データ納品形式など)をすべて洗い出し、最終的な総額を明確にしてもらえます。
  • アルバムやデータの品質確認:アルバムの紙質やレタッチ(写真の修正・加工)の具体的なレベルなど、プロの目線でしか話せない品質保証に関する情報を得られます。
  • 個別のリクエスト相談:「思い出の場所で撮りたい」「雨天時の代替案は?」といった個別の希望やリスクに対して、プロの経験に基づいた実現可能なアイデアを提示してもらえます。

特典や割引を受けられる場合がある

ほとんどの相談会やフェアでは、参加者限定の特別な特典が用意されています。

  • 割引サービス:プラン料金からの割引、または撮影料が無料になるサービス。
  • 無料アップグレード:アルバムなどのグレードアップ、衣装のランクアップが無料になる特典。
  • 小物プレゼント:ブーケやヘッドアクセサリーの無料レンタル、またはプレゼント。

相談会に参加するだけで、同じプランでも費用を抑えたり、クオリティを上げたりできるのは大きなメリットです。

参加する前に知っておきたい注意点

フォト専門の相談会を効率的に、そしてストレスなく活用するためには、いくつかの注意点を事前に把握しておく必要があります。

無理な勧誘や営業に注意

相談会は契約を目的としているため、プランナーは熱心に自社の魅力を伝えてきます。

しかし、「その場での即決」は絶対に避けるべきです。

  • 断る姿勢を明確に:相談会冒頭で「他に検討している会場があるので、最終的な比較のために見積もりをください」とハッキリ伝えましょう。
  • 連絡先交換は最小限に:営業の電話やメールが増えるのが嫌な場合は、相談会用のメールアドレスを用意したり、連絡はメールのみにしてほしいと伝えたりしましょう。

(小声)来店した日だけの特典を逃すのは惜しく感じますが、別の施設を回ってから、やはり最初の施設が良かった場合は「他店と迷っている…」と悩んで見せると、別日でも当日成約特典かそれに近い特典をつけてくれたりします。

(ガチャガチャ)ん?誰かきたのかな?

撮影だけ希望の場合は事前に伝える

結婚式場併設のフェアに参加する場合、必ず予約時や受付時に「フォトウエディングのみ希望」であることを伝えましょう。

これを伝えておくことで、効率的にフォトウエディングの相談に時間を集中でき、必要のない模擬的なイベントなどに時間を割かずに済みます。

比較検討のために複数会場を回るのがおすすめ

一つの会場で決めてしまうと、「もっと良いプランがあったかも」「アルバムの質が低かったかも」と後悔するリスクが高まります。

  • 相場観を養う:複数の相談会に参加することで、適正な費用相場やサービスレベルを把握できます。
  • 見積もりの比較:最低2社以上の「最終見積もり」をもらい、サービス内容と金額を比較することで、最も納得のいく一社を選ぶことができます。

フォトウエディング相談会の選び方

フォトウエディングを成功させるためには、二人の希望に合った相談会を選ぶことが大切です。

スタジオ撮影・ロケーション撮影どちらが得意か確認

特に希望の撮影スタイルが決まっている場合は、その分野を得意とする会場を選びましょう。

  • ロケーション重視:多くのロケ地と提携しているプロデュース会社や、自社のロケーション(チャペル、庭園など)を持つ結婚式場がおすすめです。
  • スタジオ重視:最新の背景(フォトブース)やライティング設備を持つフォトスタジオ専門の相談会が良いでしょう。

口コミ・SNSで雰囲気をチェック

ウェブサイトの写真だけでは、当日の雰囲気が分かりません。必ず口コミサイトやSNS(特に Instagram)で、実際に撮影したカップルの写真をチェックしましょう。

  • リアルな声:スタッフの対応や、プランナーの提案力に対するリアルな評価をチェックできます。
  • 写真のテイスト:自分たちの希望する写真のテイスト(シック、カジュアル、ナチュラルなど)と、そのスタジオの過去の作品が一致しているか確認しましょう。

参加の流れと当日のポイント

相談会を効率的に活用するための具体的なステップと、当日の準備リストをご紹介します。

予約〜参加までの基本ステップ

  1. 目的の明確化:「和装は着たい」「費用は○○万円まで」など、最も譲れない条件を二人で話し合って明確にしておきます。
  2. 予約時に伝える:予約フォームの要望欄や、電話の際に「フォトウエディングのみ希望」や、試着を行いたい場合は「試着希望」と必ず伝えます。
  3. 情報収集:フェア当日までに、その会場の過去の撮影事例を SNSなどでいくつか見ておき、「質問したいこと」をリストアップしておきます。
  4. 撮影指示書:この段階では難しいかもしれませんが、もし絶対この写真が撮りたいなどの希望がある場合は持っていって撮影可能かどうかを確認しておきましょう。

当日持っていくと便利なものリスト

持ち物目的
メモ帳・筆記用具プランナーの説明や特典、料金などを記録するため。
質問リスト聞きたいことを忘れないよう、必ずリスト化して持参。
カメラ(スマホ可)試着した衣装、アルバムの質感、気に入ったロケーションなどを記録するため。
予算表持ち込みたいアイテムや、交通費なども含めた総予算を記載したもの。
クリアファイルもらったパンフレットや見積もりを綺麗に持ち帰るため。

見積もり比較のコツ

見積もりを比較する際は、「項目」と「最終費用」を必ず揃えましょう。

  1. 「見積もり」をもらう:全ての会場で、同じ条件(例:土日撮影、データ全納品、希望の衣装ランク)を指定し、必ず最終的な総額を出してもらいます。
  2. 隠れた項目をチェック:衣装のクリーニング代、カメラマン指名料、出張費など、「含まれていない項目はないか?」を個別にチェックします。
  3. サービス内容の比較:特典や、プランナーの対応の質も含めて「この価格で、どれだけ安心と満足が得られるか」を総合的に判断しましょう。

(業界裏話)希望の見学日に、希望のフェアをしていない場合

ほとんどの式場やスタジオのHPには、その日に行われるフェアがほぼ毎日設定されています。

特典が違ったり試着できなかったりと、なかなか希望に合う日程で、希望のフェアが行われていない場合も多いでしょう。

でも安心してください。

実はほとんどの場合、マーケティング的にフェアタイトルを分けているだけで、内容はほぼ同じなんです

例えば、試着が書かれていない日に、訪問したいスタジオや式場に電話で「試着フェアに行きたいが予定が合わないので、〇日に試着できないか」と確認すれば、空き状況にもよりますがほぼ可能です。

もし本当に試着ブースが埋まっている場合は、別日を教えてくれます。

また「〇〇特典が受けられるフェアに参加したいが、予定が合わない」と伝えれば、別日でもつけますよと簡単に承諾してくれるでしょう。

(超小声)式場やスタジオとしても毎日毎日違う相談会を行うのは混乱や間違いのもとになるので不可能なんです。なので広告上いろんなカップルに刺さるように記載は変えますが、実際のところ行っている内容は全く同じ場合がほとんどです。

(ピンポーン)ん?誰かきたみたい。ではまた。

まとめ:フォトウエディングこそ相談会で理想の一日を見つけよう

フォトウエディングを検討している方にとって、専門の相談会や試着会は、最高の「記念品」を確実なものにするための、最初の一歩です。

最後に、相談会で得られる最大のメリットを再整理します。

  • 体感(クオリティの安心):ネットでは見えない衣装やアルバムの「実物」を体感し、品質への確信が得られます。
  • 比較(選択の安心):プロの提案を聞き、複数の会場のサービスや特典を比較することで、後悔のない選択ができます。
  • 安心(費用の透明化):最終的な総額を明確にすることで、「予算オーバー」という最大の不安が解消されます。

「写真だけなのに相談会は行くべき?」と迷っていた方も、「行ってみてよかった」と心から思える一日がきっと見つかるはずです。

ぜひ勇気をもって、二人の理想を実現する最初の一歩を踏み出してください。