「費用を抑えて理想の写真を残したい!」と始めたフォトウェディング。
でも、後から「ああすればよかった…」と後悔するポイントが意外と多いのをご存じですか?
この記事では、実際にフォトウェディングを経験した先輩カップルが語る、後悔しやすい10のポイントとその対策をまとめました。
これから準備を始める皆さんが、後悔のない最高の思い出を作れるよう、ぜひ参考にしてください。
1. 費用に関する後悔
後悔1:見積もりにはない追加料金が発生した
「基本料金が安かったから契約したのに、衣装のアップグレードやデータ追加で結局高くなった…」
【後悔の理由】 多くのフォトウェディングプランは、最も安い「基本料金」だけを見積もりに掲載しています。しかし、実際に撮影で使う衣装や小物、撮影場所、データ枚数などを選んでいくうちに、オプション料金が次々と加算され、最終的な支払額が予想をはるかに超えてしまうケースが後を絶ちません。
【対策】 見積もりの段階で「当日追加で費用が発生する可能性のある項目」を全て確認し、書面で受け取りましょう。特に以下の点に注意してください。
- 衣装: 追加料金が発生する衣装のランク、小物(ブーケ、アクセサリーなど)のレンタル料金
- 撮影データ: 納品枚数、全データ納品は可能か、追加料金で納品できるか
- ヘアメイク: 事前リハーサルは可能か、新郎のヘアメイク代
- 移動費: 撮影場所が複数ある場合の移動費
- その他: 撮影日の変更・キャンセル料、雨天時の対応
後悔2:衣装の持ち込み料が高かった
「お気に入りの衣装を見つけて持ち込もうとしたら、予想外に高額な持ち込み料がかかった…」
【後悔の理由】 スタジオや式場によっては、自社で衣装をレンタルしてもらうことを前提としているため、外部の衣装を持ち込む際に「持ち込み料」を請求されることがあります。この料金は数万円〜十数万円と高額になることもあり、想定外の出費につながります。
【対策】 事前にスタジオやカメラマンに、持ち込み可能なアイテムと持ち込み料の有無、料金を必ず確認しましょう。特に衣装やブーケは持ち込み料が発生することが多いので注意が必要です。
2. 撮影に関する後悔
後悔3:撮りたいイメージをうまく伝えられなかった
「雑誌の切り抜きや写真を用意したけど、いざとなると具体的にどう撮りたいか言葉にできなかった…」
【後悔の理由】 「おしゃれな雰囲気」「自然な笑顔」といった漠然としたイメージだけでは、カメラマンも具体的な撮影プランを立てるのが難しくなります。結果として、二人の理想とは少し違う写真に仕上がってしまうことがあります。
【対策】 撮影前に好きな写真を集めた「イメージボード」や「撮影指示書」を作成しましょう。PinterestやInstagramで好きな雰囲気の写真を保存し、カメラマンと共有することで、具体的なイメージが伝わりやすくなります。ポーズや光の加減、色味など、細かく具体例を提示することが成功のカギです。
後悔4:ポーズがワンパターンだった
「言われるがままにポーズをとっていたら、似たような写真ばかりになってしまった…」
【後悔の理由】 普段写真を撮り慣れていないカップルは、カメラマンの指示に従うだけで精一杯になってしまいがちです。その結果、同じようなポーズのバリエーションばかりになってしまい、アルバムにした時に面白みに欠けることがあります。
【対策】 事前に撮りたいポーズをいくつかリストアップしておきましょう。定番のポーズから、二人だけの特別なポーズまで、具体的な例をカメラマンに伝えておくと安心です。
後悔5:天気や季節を考慮しなかった
「雨の予報だったのに強行して、結局満足いく写真が撮れなかった…」
【後悔の理由】 屋外での撮影は天候に左右されやすいというリスクがあります。また、希望の場所がオフシーズンだったり、時間帯によっては光の入り方が悪かったりと、季節や時間帯の選び方で写真の仕上がりが大きく変わります。
【対策】 雨天時の延期やキャンセルに関するポリシーを事前に確認しましょう。また、希望する撮影場所の季節ごとの雰囲気をリサーチしておくことも大切です。例えば、桜や紅葉の時期は特に人気が高いため、早めの予約が必要です。
3. 衣装とヘアメイクに関する後悔
後悔6:衣装選びに時間がかかりすぎた
「たくさんの衣装の中から一つに絞れず、結局焦って決めてしまった…」
【後悔の理由】 試着できる衣装の数は限られていることが多く、理想の一着を探すのに時間がかかります。また、多くの選択肢の中から一つに絞るのが難しく、疲れて判断力が鈍ってしまうことがあります。
【対策】 事前のリサーチで、ある程度の**「着たい衣装の系統」**を絞っておきましょう。試着の際に迷わないよう、パートナーと相談して好みを共有しておくのもおすすめです。
後悔7:ヘアメイクがイメージと違った
「雑誌のモデルさんの写真を見せたのに、なぜか自分の顔には似合わなかった…」
【後悔の理由】 他人のスタイルをそのまま真似しようとすると、自分の顔の骨格や髪質に合わず、違和感が生じることがあります。また、ヘアメイクさんの得意なスタイルと自分の好みが合わないこともあります。
【対策】 ヘアメイクのリハーサルが可能な場合は、必ず利用しましょう。当日を最高のコンディションで迎えるために、プロの意見を聞きながら似合うスタイルを探すことが大切です。
4. スケジュールと体調に関する後悔
後悔8:撮影当日がタイトなスケジュールだった
「朝早くから準備して、一日中撮影していたら疲れ果ててしまった…」
【後悔の理由】 衣装の着付けやヘアメイク、移動、撮影そのものなど、想像以上に時間がかかります。スケジュールに余裕がないと、焦りや疲れが表情に出てしまい、写真の仕上がりにも影響します。
【対策】 撮影時間はもちろん、移動時間や休憩時間も考慮した余裕のあるスケジュールを組みましょう。当日は二人の体調を最優先に考え、無理のないプランニングを心がけてください。
後悔9:事前の体調管理を怠った
「寝不足や肌荒れで、せっかくの写真が台無しに…」
【後悔の理由】 フォトウェディングは非日常的な体験で、緊張や不安から体調を崩しやすいものです。特に肌のコンディションは写真に影響するため、事前のケアが欠かせません。
【対策】 撮影日の1週間前からは、早めの就寝やバランスの取れた食事を心がけ、体調を整えましょう。特に、肌のコンディションは写真に影響するため、保湿などのケアも忘れずに。
5. その他の後悔
後悔10:家族やペットとの撮影を諦めた
「家族やペットと一緒に撮りたい気持ちがあったけど、どうせ無理だろうと諦めてしまった…」
【後悔の理由】 多くのカップルが、家族やペットとの撮影は難しいと最初から諦めてしまいがちです。しかし、実は対応してくれるスタジオやプランも多く、事前に相談すれば実現できる可能性があります。
【対策】 事前にスタジオやカメラマンに相談してみましょう。対応してくれるプランや場所が見つかるかもしれません。大切な人やペットとの写真は、一生の宝物になります。
後悔しないための事前準備チェックリスト
後悔を未然に防ぐために、契約前や打ち合わせの際に、以下の項目を必ずチェックしましょう。
- 契約内容の確認: 料金プラン、追加料金の有無、キャンセルポリシーをすべて書面で確認。
- 撮影内容のすり合わせ: 撮影場所、ポーズ、小物など、具体的なイメージを共有。
- 衣装・ヘアメイク: 試着、リハーサルの有無、持ち込みの可否と料金を確認。
- 当日のスケジュール: 余裕を持ったスケジュールになっているかを確認。
まとめ
フォトウェディングは、準備から当日まで、二人で協力して作り上げる最高の思い出です。
後悔しないためには、事前の情報収集とプランニングが何よりも大切です。この記事を参考に、二人の理想を叶えるフォトウェディングを実現してくださいね。