フォトウェディングの準備は進んでいますか?
「ポーズはどうしたらいいんだろう?」
「どんな写真を撮ってもらえるんだろう?」
そう不安に思う方も多いのではないでしょうか。
そんな時にぜひ活用していただきたいのが「撮影指示書」です。
指示書と聞くと、少し難しく感じるかもしれませんが、安心してください。
この記事では、初めての方でも簡単に作れる指示書の作り方を、テンプレートや作成のコツと合わせて徹底的に解説します。
なぜ指示書は必要?
フォトウェディングを成功させる鍵は「カメラマンとのイメージ共有」です。
カメラマンは、お二人から直接言葉で伝えられるだけでなく、指示書という形で具体的なイメージを受け取ることで、より理想に近い写真を撮ることができます。
特に、以下のようなカップルには指示書の作成を強くおすすめします。
- 「撮りたい写真のイメージ」が明確な方
- ポーズや表情が苦手で、リードしてほしい方
- 撮影当日に緊張して、うまく言葉にできないかもしれない方
指示書に含めるべき5つの項目
指示書は、お二人の希望を伝えるための「ラブレター」のようなものです。以下の5つの項目を含めると、カメラマンが内容をスムーズに理解できます。
- ご挨拶と撮影の全体イメージ
- 絶対に撮りたいショット集(参考写真付き)
- 使いたい小物リストと撮影場所の希望
- その他、カメラマンへ伝えたいこと
- 指示書に盛り込む写真の選び方と伝え方
1. ご挨拶と撮影の全体イメージ
まずは、お二人のお名前と撮影日、そして担当カメラマンへのお礼を記載しましょう。
次に、「どんな雰囲気の写真が撮りたいか」という全体的なイメージを伝えます。
【例文】 「ナチュラルで、笑顔あふれる、自然な雰囲気の写真」 「映画のワンシーンのような、ドラマチックでクールな写真」
2. 絶対に撮りたいショット集(参考写真付き)
PinterestやInstagramで見つけたお気に入りの写真をいくつか選び、**「なぜその写真が好きか」**という理由を添えて伝えましょう。
【チェックポイント】
- ポーズ、アングル、雰囲気など、具体的に言葉で表現する
- 優先度が高いものは「絶対に撮りたい!」と明記する
3. 使いたい小物リストと撮影場所の希望
撮影で使いたい小物(ブーケ、指輪、イニシャルオブジェ、思い出の品など)のリストを記載し、どの場所で撮りたいかの希望も伝えましょう。
4. その他、カメラマンへ伝えたいこと
緊張しやすい、撮影が苦手、といったお二人の性格や、体調面で気をつけてほしいことなど、個人的な情報を伝えておくと、カメラマンが配慮してくれます。
5. 指示書に盛り込む写真の選び方と伝え方
指示書に載せる写真は、やみくもに集めるのではなく、厳選して選びましょう。
【チェックポイント】
- なぜその写真が好きか、具体的に言語化する
- 「雰囲気が好き」「光の加減がいい」「このポーズがかわいい」など、言葉で伝えることで、カメラマンはあなたの「好き」をより深く理解できます。
- 枚数は厳選する
- 指示書に写真を載せすぎると、本当に撮ってほしいショットが埋もれてしまいます。本当に外せないショットを10枚程度に絞るのがおすすめです。
【注意点】指示書作成で失敗しないために
指示書は、あくまで理想を伝えるための「道しるべ」です。
完璧な指示書を目指すあまり、かえって失敗してしまうこともあります。
以下の点に注意しましょう。
- 「同じ写真を撮って」は基本無理
- 参考写真と同じ場所に同じ光で撮るのは、プロのカメラマンでも難しい場合があります。指示書は「こんな雰囲気が好き」という想いを伝えるためのものと割り切りましょう。
- カメラマンの感性も大切に
- 指示書に沿うだけでなく、その場の光や風景を活かした、カメラマンならではの素敵なショットも生まれます。その場の雰囲気を楽しみ、撮影を心から信頼しましょう。
- 事前の共有が大切
- 撮影日ギリギリに渡すのではなく、事前にメールなどで送っておくと、カメラマンが撮影機材の準備をすることができます。
指示書の作り方:CANVAを活用しよう
指示書は、WordやPowerPointなどで作成することもできますが、無料のデザインツール「Canva」を使うと、簡単におしゃれな指示書が作れます。

【Canvaがおすすめの理由】
- プロがデザインしたテンプレートが豊富に揃っている
- スマホやPCで簡単に編集できる
- 写真やイラストを自由に追加できる
- Canva 撮影指示書テンプレート
まとめ:指示書作成で理想のフォトウェディングを
指示書は、カメラマンとの大切なコミュニケーションツールです。
「これを伝えたい!」という想いを指示書に込めることで、当日がよりスムーズに進み、二人の理想を形にする手助けとなります。
この記事で紹介した内容を参考に、ぜひあなただけのオリジナル指示書を作ってみてください。