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色打掛と白無垢、どっちを選ぶ?それぞれの魅力と似合うタイプ

基礎知識

フォトウェディングで和装を選ぶ際、多くの花嫁さんが悩むのが「白無垢と色打掛、どちらにしよう?」という選択ではないでしょうか。

日本の伝統的な美しさを象徴するこの二つの衣装には、それぞれ異なる魅力があります。

この記事では、白無垢と色打掛の特徴やメリット・デメリットを徹底比較し、あなたが本当に着たい一着を見つけるためのヒントをご紹介します。

白無垢と色打掛、人気なのはどっち?

一般的に、フォトウェディングでは色打掛を選ぶ花嫁さんの方が多い傾向にあります。

特にロケーション撮影では、背景の自然や風景に映える華やかさが好まれるためです。

しかし、白無垢も根強い人気があります。

挙式で洋装を着る方が、前撮りでは日本の伝統的な花嫁姿を残したいという理由から選ばれることが多いです。

  • 色打掛 (約70%)
  • 白無垢 (約30%)

白無垢(しろむく)の魅力

白無垢は、和装の中で最も格式が高いとされる純白の衣装です。

「嫁いだ先の家風に染まる」という意味が込められており、神聖で奥ゆかしい雰囲気を演出します。

【進化する白無垢のバリエーション】

近年、伝統的な白無垢にもさまざまなバリエーションが登場しています。

純白ではない「白」

柔らかな印象を与える生成り色やアイボリーなど、微妙に色味の異なる白無垢が増えています。肌なじみが良く、より優しい雰囲気を求める花嫁さんに人気です。

さりげない柄や色

鶴や四季の草花など、柄の一部に金や銀、淡いピンクや水色などの差し色が入った白無垢もあります。伝統的な美しさを保ちつつ、個性をプラスしたい方におすすめです。

【白無垢のメリット】

  • 神聖な雰囲気: 厳かな神社仏閣での撮影に最も適しており、凛とした美しい花嫁姿が残せます。
  • 流行に左右されない: 時代を超えて愛される普遍的な美しさがあり、何年経っても色あせない写真になります。
  • 小物で個性をプラス: 真っ白な衣装だからこそ、掛下や懐剣、筥迫(はこせこ)などの小物に色や柄を取り入れることで、さりげなく個性を出すことができます。

【白無垢のデメリット】

  • 色の表現が少ない: 白一色のため、華やかさや色のバリエーションを求める方には物足りなく感じるかもしれません。
  • 地味に見える可能性: 撮影場所によっては、背景に溶け込んで地味な印象になることも。

色打掛の魅力

色打掛は、白無垢と同格の格式を持つ、華やかで色鮮やかな衣装です。日本の四季や鶴、鳳凰、御所車といった吉祥模様が金や銀の刺繍で施されており、写真映えする豪華さが魅力です。

【色打掛のメリット】

  • 写真映えする華やかさ: 色鮮やかな柄が写真に彩りを与え、ドラマチックな一枚が残せます。
  • バリエーションが豊富: 赤、青、緑など様々な色や柄があり、自分の個性を表現しやすいです。
  • ロケーションとの相性: 庭園や紅葉、桜など、自然の景色に映えるため、ロケーション撮影に最適です。

【色打掛のデメリット】

  • 衣装選びが難しい: 種類が多いため、どれを選べば良いか迷ってしまうことがあります。
  • 重さがある: 白無垢と同様に重みがあるため、長時間着用すると負担に感じることも。

和装を彩る人気の小物たち

和装フォトウェディングでは、小物一つで印象が大きく変わります。

最近人気の小物をご紹介します。

【ブーケ・ヘアアクセサリー】

  • 和装に合うブーケ: 和装にはボール型の「ラウンドブーケ」や、滝のように流れるデザインの「キャスケードブーケ」が人気です。生花やドライフラワー、造花など、素材によっても雰囲気が変わります。
  • 伝統的な小物: 日本髪には、かんざしやちりめん細工の髪飾りが定番です。
  • 洋髪に似合う小物: 胡蝶蘭やピンポンマムなどの生花や、ドライフラワー、金箔などを散りばめるスタイルも人気です。

【撮影で使いたい和風小物】

  • 和傘: 赤や紫、柄入りの番傘は、和装に彩りを添える人気のアイテムです。二人の後ろ姿や、番傘越しに顔を覗かせるショットは定番となっています。
  • 筆文字: 「寿」「夫婦になりました」など、筆文字アイテムを小道具にするのも人気です。自分で書けば世界に一つだけの、個性あふれる写真が残せます。
  • 和風ガーランド: 「謹賀新年」や「結婚しました」などの文字をあしらった和風ガーランドは、年賀状や結婚報告ハガキにぴったりな、おめでたい雰囲気を演出してくれます。
  • 赤い糸: 運命の象徴である赤い糸を、お互いの小指に巻いて撮影するショットも人気です。二人の絆や物語を表現できるロマンチックなアイテムです。
  • 紙風船: 昔懐かしい紙風船は、二人の無邪気な笑顔を引き出すのにぴったり。カラフルな紙風船をたくさん使えば、ポップで可愛い印象になります。
  • 折り鶴: 「夫婦円満」「長寿」といった縁起の良い意味を持つ折り鶴は、和装にぴったりの小物です。色とりどりの折り鶴を糸で繋いでガーランドのように飾ったり、手元に持って撮影するのもおすすめです。
  • 扇子プロップス: 扇子に「新郎」「新婦」などの文字を書いたプロップスは、手軽に写真のアクセントになります。オリジナリティを出すために、好きな言葉や二人の名前を入れるのもいいですね。

まとめ

白無垢も色打掛も、それぞれに独自の魅力があり、どちらを選んでも後悔のない素晴らしい思い出が作れます。

この記事を参考に、お二人の理想のイメージや撮影場所に合う衣装を選んで、一生に一度の素敵な和装フォトウェディングを叶えてくださいね。