PR

データ納品で後悔…データの枚数やレタッチ範囲で失敗しないための注意点

お役立ち知識

「たくさんの写真を撮ってもらったのに、納品された枚数が少なかった…」

「レタッチを頼んだのに、イメージと違った…」

フォトウェディングでよくある後悔の一つが、データの納品に関することです。

この記事では、フォトウェディングの満足度を左右するデータ納品について、後悔しないための注意点を詳しく解説します。

納品枚数で後悔しないために

撮影枚数と納品枚数は同じではありません。

撮影したすべての写真がもらえるわけではないことを、事前に理解しておきましょう。

撮影枚数と納品枚数の違い

  • 撮影枚数: シャッターを切った写真の総数
  • 納品枚数: シャッター数を切った写真の総数から、ピンボケや目つぶりなどを除いた、きれいに撮れた写真の枚数

ほとんどのプランでは、納品枚数が決まっています。

事前に「〇〇枚納品」と記載されているかを確認しましょう。

納品枚数の目安

プラン内容や撮影時間によって異なりますが、一般的には以下の枚数が目安となります。

  • 撮影時間:1~2時間: 50枚~100枚
  • 撮影時間:3~4時間: 150枚~200枚

納品枚数が多くなるほど、費用も高くなる傾向があります。

二人が「本当に欲しい枚数」を事前に相談し、予算とのバランスを考えましょう。

レタッチ範囲で後悔しないために

多くのカメラマンやスタジオがレタッチ(肌の修正や色味調整など)をサービスに含んでいますが、その範囲は会社によって大きく異なります。

レタッチの基本範囲

  • 美肌修正: ニキビやシワを消したり、なめらかにしたりする。
  • 色味調整: 全体の雰囲気を統一するために、写真の色合いを調整する。

追加料金がかかるレタッチ

  • 体型の修正: 二の腕やお腹周りを細くする、顔を小さくするなど。
  • 合成・除去: 不要なものを消す(写り込んだ通行人や電線など)。
  • 複雑な修正: 髪の毛を整える、衣装のシワを消すなど。

上記はあくまで一例であり、美肌修正にも追加料金がかかる場合もあるので「こんな修正をしてほしい」という要望がある場合は、契約前にその修正が基本料金に含まれているか、追加料金がかかるかを必ず確認しましょう。

データ納品の形式と納期で後悔しないために

データ形式

一般的に、納品されるデータの形式はJPEGです。画質が良く、多くのデバイスで表示・印刷できます。

RAWデータ(未加工の生データ)の納品を希望する場合は、別途料金がかかることがほとんどです。RAWデータは自分で色味などを自由に編集できますが、専門的な知識とソフトが必要です。

納期

納品までの期間は、カメラマンやスタジオによって大きく異なります。

繁忙期は特に時間がかかる場合がありますので、「いつまでに納品されるか」を明確に確認しておきましょう。

年賀状や結婚報告に写真を使いたい場合は、そのスケジュールを伝えておくことも大切です。

まとめ

フォトウェディングの満足度は、撮影技術だけでなく、納品されるデータの質と量によっても左右されます。

「契約書をしっかり確認する」

「分からないことはその場で質問する」

といった当たり前のことを徹底するだけで、後悔を大きく減らすことができます。

この記事を参考に、大切な思い出を最高の形で残してください。