家族だけの結婚式・フォト婚どっちがいい？費用・満足度を比較

結婚式のスタイルが多様化している今、「家族だけで挙げる結婚式」と「フォトウェディング（フォト婚）」のどちらを選ぶか迷うカップルが急増しています。

どちらも“少人数で心温まる”という点では共通していますが、費用、準備の負担、満足度、そして思い出の残し方には大きな違いがあります。

この記事では、実際の相場データや体験談を交えながら、両者を徹底比較。あなたにぴったりのスタイルを選ぶための判断基準を詳しく解説します。

家族だけの結婚式とは？

「家族婚」や「少人数婚」と呼ばれるスタイルで、両家の親族や兄弟姉妹など、本当に身近な人だけを招いて行う結婚式です。

一般的には10〜30名程度の規模で、披露宴というよりはアットホームな会食付きの挙式というイメージです。

最近ではホテルだけでなく、ガーデンウェディングやレストランウェディングなど、温かみのある会場も人気を集めています。

メリット	デメリット
・挙式があるので明確に「結婚式」・両親に感謝を伝える場をしっかり設けられる・家族同士の絆が深まる・ゲスト対応の負担が少ない	・準備はある程度必要（衣装・会場選び・進行な・ど）・費用はフォト婚より高くなりやすい・呼べる人数が限られるため、友人参加が難しい

挙式や披露宴を行わず、写真撮影のみで結婚の記念を残すスタイルです。

近年はロケーション撮影や和装・洋装の組み合わせ、両親との撮影プランなど、演出の幅が大きく広がっています。

SNSやアルバムでの共有も手軽にでき、忙しいカップルから支持を集めています。

メリット	デメリット
・費用が圧倒的に安い（平均10〜20万円前後）・自分たちのペースで準備できる・ドレスや和装を自由に楽しめる・時間の制約が少ない	・セレモニー感は薄い・家族を呼ぶ場合は別途手配が必要・形式的な「結婚式」としては認識されにくい

スタイル	費用の目安	含まれる内容
家族婚	30〜100万円（人数による）	挙式料・衣装・ヘアメイク・食事会・写真など
フォトウエディング	10〜25万円	撮影・衣装・ヘアメイク・データ納品など

費用だけで見るとフォト婚の方が圧倒的に安いですが、家族婚には「感謝の場を作れる」「親世代への満足度が高い」という価値があります。

目的が“費用を抑えたい”なのか、“家族に感謝を伝えたい”なのかで選び方が変わります。

両者の満足度には、以下のような傾向があります。

フォト婚は「手軽にきれいな写真を残せる」「準備が少なく楽だった」という声が多く、忙しい社会人カップルや節約志向の人に人気。

一方、家族婚では「両親が泣いて喜んでくれた」「家族との会話が一番の思い出」という意見が目立ちます。

“結婚式としての感動体験”を重視する人には家族婚が向いています。

実は、最近増えているのが 「フォトウエディング＋家族会食」プラン。

写真撮影のあとに家族で会食をするスタイルで、フォト婚の手軽さと家族婚の温かさを両立できます。

こうした会食を伴うプランを検討している場合は「マイナビウエディング」「ゼクシィ」や「ハナユメ」などから式場のブライダルフェアに参加すると、割引や特典がつくこともあります。